定年後田舎暮らしなら年金で余裕で暮らせる?生活費と収入の収支は?

定年後、田舎暮らしの生活費は、どん位必要だと思いますか?
勿論、個人で生活のスタイルが全然違いますから、一定のくくりで判断はなかなか難しいかと思います。
が・・ここでの暮らしは、都会で生活する方と比すれば、圧倒的に安く済むと思います。
その理由を、以下に紹介します。
Contents
田舎暮らしの利点(いいところ)は?ただし農業が基本!
田舎暮らしでいいところは、どんなところでしょうか?
当然ですが、わたしはここに住んでいますから、わたしが感じる考えと、都市部で生活の肩の感じ方は、全く違うかも知れません。
いえ・・違って当然かと思います。
田舎暮らしの良いところ・時間がゆったり流れていく感じがする!
わたしが感じるのは、わたしが住んでるところでは、時間がゆったりと流れていくような感じがします。
見渡す限り、周辺は緑と山に囲まれていますから。
それと田圃が広がって、畑が周辺にあって・・
典型的な田舎の風景です。
田舎暮らしのいいところ・持ち家なら生活費が最低で済むかも?
持ち家なら、最低の生活費で済むかも知れません。
もちろん、家を購入するにしても、格安です。
なんで??
空き家が多くなって、住む人がどんどん少なくなっていますから。
例えは悪いですが、住んでくれるかたがいるなら、タダもいいい!
そんな話も聞こえます。
田舎暮らしのいいところ・うまくいけば田んぼと畑があれば自給自足が可能かも!
経費を最低限に抑えれば、田んぼと畑があれば、年金で十分でしかも、自給自足に近い生活が可能かも知れません。
わたしの家でさえ、野菜はほぼ自給ですし、米は「ひとめぼれ」の栽培で、JAに出荷していますから、こちらも自給です。
問題は冬場の野菜ですね〜〜
こちらは、雪が畑を覆い尽くしますから全部はむり。
それでも、雪囲いをしてレタスや白菜や大根や、吊るして置ける玉ねぎや、保管がきくニンジンやじゃがいもなどは、普通に食べていますよ〜〜
町水道は奥の川の源泉からの湧き水を引いて、地区の約300戸に供給しています。
田んぼの水は、川の湧き水の源泉ですから、私は勝手な言い分ですが
「世界一安全な米!」
と言っています。
お金で変えないものがここにはある!健康であることが第一!
「住めば都」
と言いますが、納得して住んでいれば、そこは
「お金で買えない場所」
なんだと思います。
わたしも、実際今の住んでるこの山奥の僻地は、「住めば都」のわたしにとってはかけがえのない場所です。
ここを離れようと思ったことは、一度も無いですね。
どこが良いのだ?こんな山奥が?
そう言われるような気がしますが、列挙すると・・
- 1:静か
2:人の往来がない
3:近所付き合いもそこそで適当だ
4:助け合いの精神がここにはある
5:山奥でもアクセスは便利
6:空気がうまい
7:水もうまい
8:原点に帰れる気がする(昔はどこもこうだったのでは?)
反対に、これはちょっとな〜〜ともうところは以下のように思います。
- 1:雪が多い
2:病院まで18km
3コンビニまで18km
もっとありそうな気がしますが、こんなところかと。
そうなんです・・街まで18㎞いかないと、何も解決しません。
当然役所も、買い物も全てがそうです。
なので車は必須のアイテム。
車無いと、どこにも行けません・・なので、我が家は一人一台です。
私と、妻と婿殿と娘と・・ついでに、農作業用に軽トラックが1台。
都合、車だけで
「5台」
もあるんだな〜〜
それぞれに働いてますから、これは仕方がない事ですね。
わたしは、できるだけ燃費の良い
「MAZDA2」
のディーゼルにしています。
約100円の軽油で、約22kmほど走りますから、とても経済的です。
田舎の暮しが健康的である理由は?
さて?
何でしょうか?
わたしにもわかりませんが、しかしこの地域の老人の方は、わたしの母親然り(87歳)みなさん元気です。
わたしの父親のように、癌で早世した方もいますが、総じて健康年齢は80歳ならまだ、鼻垂れみたいなものですね。
87歳でトラクターを運転して、さらにコンバインで稲刈り・・更に畔の草刈り・・
たくさんいます。
母親が言うには、やることがあるというのは、励みにナル!
「俺の職場は畑だ!」
という母親も満で87歳。
わたしもそう在りたいですね。
地域差があっても相互の助け合いは健在!
よく都会から田舎に移住した方が、とても自分には合わないと思うことの1つに
「近所付き合い」
があるようですね。
確かに、「隣は何する人ぞ」の世界で暮らしてきた人は、近所付き合いほど煩わしいものはないかもしれません。
私が住んでいるこの地域では、集落の会合のようなものは、多くても月一回程度で、さほど気になりません。
互助会的な付き合いが、結構多いですね。
近所の婆さんたちは、しょっちゅう集まってお茶を飲んで畑でお話をしたり、庭でお話をしたり、適当に楽しんでいるようです。
我が家にも、私の87歳の母親をあてに、数日とおかずに周辺の婆さんたちが、お茶のみ話に来ます。
私には全く関係がない話ですが、お年寄りはそんな感じで、楽しんでいるようです。
64歳の私の付き合いは、集落とは共通のコミュニティーのみですね。
これは、どこの地域にもあるのですが、最低限の活動のみです。
集落の皆は、私を含めてほとんど外に出て働いてますので、そんなコミュニティーの活動までやってる暇はありません。
なので最低限の活動に抑えています。
わずらわしくない原因は、そこにあリます。
ただし、結婚式やお葬式となると、部落みんなでお手伝いをします。
でもそれも、最近は自宅でやる人が少なくなったので、ほとんど必要なくなりました。
それでも、都市部とは違ってやはり情は熱いな〜〜という、そんな印象を持ちます。
何人か、移住してきた方がいるのですが、地域に溶け込んでうまくやっているようです。
この地域の、他の集落でも大体似たようなものかと。
田舎の過疎化は深刻!空家バンク活用すれば移住もラクかも!
地方にとって、今の深刻な悩みはおそらく人口の減少による、過疎化の進行ではないでしょうか?
私が住んでいるこの地域も、空き家がかなり目立ってきています。
過疎化が進んでいる原因は何だ?
さて何でしょうか?
今、空き家になっている家でも、以前はもちろん家族が住んでいたはずです。
もちろん住んでいました。
ところが子供たちが、働き先が都会に出ていたために、親世代のみが残されてしまうんだな。
すると、お年寄りだけの世帯になって、そして施設に入ったりして、空き家になってそのまんま。
そうなっても、都市部に出ていた方は、ほぼ戻ってきません。
もちろん仕事もあるでしょうから、田舎に戻る気持ちはない方が、ほとんどのようです。
もちろんあれば、ここにまた戻ってきて空き家には、なっていないはずですね。
県内のどこの時代でも、今Uターンを推奨しています。
それとUターンではなく、田舎への移住促進の制度を推進しています。
もちろん、いろんな補助の対象になっていて、移住しやすくなるように、後押ししています。
その中に、空き家バンクと言う制度があるのですが、市が運営していますが、空き家を貸し出す制度です。
様は貸してと借り手を市(行政)が仲介しながら、さらにいろんな援助の補助の制度があります。
制度を利用して、移住する方が結構多いようですよ。
例えば私が住んでいる市では、毎年100人程度の都会からの移住される方が、この制度を利用されてるようです。
と言う、こないだの市の担当者の、コミュニティーの空き家バンク推進の会合でのお話でした。
結構、移住されることが多いんですね。
私が住んでるこの山奥の僻地に、今年1名の方が川崎市から移住してきました。
また来年3月に、もう1人の方が移住してくるようです。
この2人はともに、空き家バンクの制度を利用して、移住されます。
もし興味のある方は、どこの市のホームページでも、空き家バンクの制度があるので、覗いてみてもいいかもしれません。
田舎の暮らしは結局年金で収支が取れる?
さて結局、田舎の暮らしでは、年金の収入で生活が成り立っていくのでしょうか?
私の意見ですが、充分暮らしていけると思います。
ただしそれには、前述したように、いくつかの条件があります。
まぁこんな山奥の僻地の田舎ですから、高い家賃が発生するなどと言う事は先ず以て、ありえないと思います。
したがって、空き家バンクなどの制度を利用すれば、補助もうけられて固定資産の住居は、簡単に確保できるかと思います。
後は、畑か田んぼが必要ですが、できれば畑は確保しておきたいですね。
田んぼはいろんな設備投資が必要ですから、ちょっと難しいかと思います。
ひとめぼれ(コメ)の栽培方法と年間イベント!1年を凝縮してみた!
(こちらでお米の栽培の一年を紹介しました)
でもやってみたい方は、最低限の投資で食べる分だけなら確保できるかもしれません。
後は田舎では、当然電車は走ってませんから、軽自動車とか交通手段が必要になります。
この分は必須です。
住むところが確保できて、食べるものはある程度自給できれば、大した経費はかからないと思います。
実際我が家の例ですが、7人家族で食費は本当に少ないです。
定年を夫婦2人で暮らすなら、年金の半分もあれば生活費は、捻出できるのではないでしょうか?(一般的な厚生年金の満額なら)
私が住んでるような山奥の僻地に暮らして、畑を少しやって、まだ働けるのであれば働く場所は、パートでいくらでもあります。
でもですよ・・・考え方ですが、少し畑を大きくやれば、結構収入になります。
その方法も、本ブログでは紹介していきますので、私の家でやっている実際を参考にてみてください。
もしかしたら、少しは興味が湧くかもしれません。
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