減反の田んぼを畑にしてほうれん草を植えて産直で販売する実験!1

減反の草ぼうぼうの田んぼの写真

政府の減反政策によって、休んでる田んぼが3枚あるのですが、とりあえずそのうち1枚を畑にして、来年から野菜を栽培して、産直で売ろうかという、そんな実験です。

植える野菜は「ほうれん草」を予定していますが、まずは実践してみようかと。
定年後の人生の生き方を考えたときに、以前から挑戦してみたかった、「農業」が視野に入ってきたんだな〜〜

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減反した田んぼの今の状態は草ぼうぼう!

減反した田んぼの草ボーボーの状況写真

お国(政府)の減反政策が始まったのは、いつからかな〜〜
感覚的にですが、もう40年以上になるかも知れません。

苦労して、開墾した田圃を休め?・・はあ??

の世界でしたが、これが現実よいう事で、わたしの親世代はがっかりしても従って来たのです。
御多分に洩れず

「飴と鞭の政策?」

で、十分な減反政策の補助金制度が当時はあったのですが、今やほとんどないに等しいので、休んでるだけです。
休んで、荒らさないように、維持管理だけでもしていれば、景観は保てるのでしょうが、今やあっちこっちに減反の田んぼがみられます。

更にまずいことに荒らし放題で、草ぼうぼうならまだしも荒地に木まで生えて、さながら原野の様相まで!
補助金が受給できれば(制度があれば)、個人的にはこんなに荒れることはなかったろうな〜〜とは思います。

定年後の人生を考えたときに、自分の生まれた境遇や、我が家の歴史を考えたときにやぱし

「農業」

って原点だな〜〜って思うんです。
ということで・・・減反の田んぼの整備から始めることに。

我が家の減反の田んぼ3枚の現況はこんな感じだ!

まずは、今の減反の田んぼの状況の写真です。
全部で5枚あるのですが、そのうち2枚は一番ん下の田んぼで、今はお袋が畑にしています。

なので、草ぼうぼうの減反の田んぼは、

「3枚」

になります。
現況は、上の写真の様な風景でこんな感じの状況です。

減反の草ボーボーの状況写真

写真で見るとわかりますが、今年も2回ほど草刈りはしたのですが、こんな感じの草ぼうぼうの現況です。

これをこのまんま、トラクターで土を掘り起こすと、掘るロータリーに草が絡まって、壊れてしまうので、まずは草を刈るところからです。

減反の田んぼを畑に復活させる第一章!草を刈って綺麗にする!

まずは草を刈る所から。
ここがまずは始まりかと。

家の中で話した所、同居人の娘もやるということで、それぞれ分担して始めることに。

力仕事と、機械の操作はわたしが、維持管理や軽作業は娘がやることで、話し合いがついたので、作業は分担。

草刈りは、娘がやることに。

減反の田んぼの草刈りを行なった状況は?

減反の草刈りを行っている状況写真

こんな感じで、草刈り機械のブッシュで草を刈っていきます。
娘は草刈りは初めてなのですが、取り扱いをレクチャーしたら即覚えたようで、器用なもんだな〜〜と感心。

減反の草刈りをやっているところの写真

減反の草を刈った後の写真

しかし、最初から上手くはできないので、作業の時間はわたしの倍以上はかかっていましたが、まずは目的は達成できそうです。(草刈りの・・)

刈った草は、燃やして灰にすれば良いのですが、火を使うのはちょっと嫌なので、私有地に捨てます。
何せ、そんな場所ならいくらでも在りますし、元は草!

減反の草を乾燥させている状況写真
(刈った後2週間ほど乾燥させました)

一年たてば、腐って自然に帰ります。
私道脇に、山盛りにして自然に帰るのを待つことにします。

乾燥した草を片付けている状況写真

綺麗になった減反の田んぼの状況写真は以下です。

草も片付けてスッキリした減反の田んぼ

スッキリしました。
ではこれを、一度トラクターで掘り起こして、その後石灰窒素などをふって、もう一回トラクターで土を攪拌します。

トラクターで減反の田圃を掘り起こしたらこうなった!

では早速、トラクターで最初の土を掘り起こす作業の様子です。

我が家の、このトラクターはすでに35年以上も使っている、古いのですが問題なく今も現役です。

それもそのはず、使用時間を表す「時間メーター」はまだ1500時間ほど。

1年に50時間使わないんです。
農機具というのは、こんなものなんです。

コンバインや、田植え機械というのはその最たるもので、専門機械ですから、一年で使用する時間というのは、本当に少ないです。

なので、丁寧に使えば何年でも・・とは言っても限度はありますが、20年以上はおそらくきちんと洗車して、まめに油(潤滑油など・・)をさしておけば大丈夫かと。

トラクターで減反を掘り起こしている様子は?

こんな感じです。

減反の田んぼトラクターで耕運している状況写真

完了するとこんな感じです。

1回目のトラクターでの耕運の作業完了

わたしにしてみれば、いつも行っている普通の風景です。
もっとも、減反を耕運するのは久しぶりです。

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石灰窒素と米ぬかは土壌改良に有効!

すっきりしたところで、今度はこれに色々と肥料というか土壌改良するためのものを撒いて、さらにトラクターで土を攪拌して春を待ちます。

  • 1:石灰窒素(粒状の物)
    2:米糠(さくず:こめぬか)

の2種類です。

石灰窒素の写真

お袋の言うには、冬を越して行く畑にとっては、この季節に不要なものは(主に雑草)腐らせておいた方が良い。
そのためには、石灰窒素は極めて有効。

米糠の写真

2番の米ぬかは、土に栄養を持たせるには、これもまた極めて有効。

何だそうな。

入れた米糠の袋数の写真

石灰窒素は買ってくれば良いのですが、米ぬかは売ってません。
どうやって手に入れる?
実はどこにでもある、コイン精米機からいただいてきます。
どこのコイン精米機でも大方、

「米ぬかはご自由にどうぞ!」

と書かれているかと思います。
ここから無料でいただいてきます。

余談ですが、猪を捕獲するための罠の餌にこの米ぬかは、最適なんだそうです。

その写真は、石灰窒素を降ってる状況の写真ですが、1袋だけ粉末でした。
粉末は飛んでしまうので、お勧めしません。

石灰窒素をふってる状況写真写真

石灰窒素粒状の写真

次に、米糠を撒きます。

玄関に米糠を撒いた写真

と、これで土に混ぜるものは、ふったのでいざトラクターで耕運します。

減反の田んぼをトラクターで攪拌した状況写真

最後はこうなります。

減反の田んぼ来年に向けて整備した写真

これで完了です。
後はこの冬、雪がどのぐらいあるか分かりませんが、来年の春までこのまま養生していきます。

これまでの作業時間は、辺にしておそらく8時間ほどだと思います。
機械作業はあっという間なので。

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その後の冬の間の様子は?

都度、ここに写真をアップしていこうと思います。
春になって、雪が消えたらこの先はすごく楽しみなのでした。

都度更新しますので、興味のあるかたにとっては、もしかしたら参考になれば嬉しいです。

娘のいうには、奥の方は、日当たりが悪いのでそこには

1:ブルーベリー

の木を植えるんだそうです。
手前の日当たりのいい方には、予定では

2:ほうれん草

を植えるそうです。
ってか・・私との共同作業です。

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